「Photoshopで描くデジタル絵画」読み終わりました。レビュー

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購入したのは昨年でちょいちょい読んでたんですがやっと読み終わりました。Photoshopでお絵描きしてる人には為になる本ですよ。レビューをちょっと書きましたので参考にしてみてください。

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photoshopでお絵描きしててもっと上達したい人は読んだ方がいいかも。
手順をきんと教えてくれるわけじゃなく、大雑把な挿絵に、ツールの使い方は文字だけで説明してるので、Photoshopの機能もままならない初心者はついてくのが難しく感じますが、「どのように絵を描けばより良く見えるのか?」というPhtoshopを使わなくも分かる根本的な事がベースとなってますので、初心者でも勉強になる事が多いです。絵って感性というか、色々見て勉強して頑張って〜的な部分が多くって、何かを丁寧に教えてくれる。こうしたらよくなるんじゃない?というアドバイスを受けた事がデザインの専門学校時代無かった気がするんですが、、、こういう事も教えてほしかったなと、当たり前に知らない事が多々記載されてました。
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世の中にある色々な物の質感の描き方を教えてくれる。

絵の方向性だけでなく、パースの描き方、1からコンセプトアートを描く手順。その際に使うブラシ、金属っぽい質感や、光沢の表現、草原、煙、炎、雲、パターン化の洋服の模様の描き方、光の当たる方向性、特に目から鱗だったのが、どこを見てもらいたいかを考えるのも、実はセオリーがあるという事。フィボナッチ数列って知ってます?困ったらとりあえずこれに当てはめてみたら何故その絵がバランスが悪いのかが分かるので良い知識だと思いました。黄金比って言えば聞いた事あると思いますけど、改めて勉強になった部分です。
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これ基本ね。絵を描くときは全体を見る!


絵を描く時って初心者はついついそのキャラクターだけを集中して描いて行く人が多いかと思いますが、そんな時ってそれだけで疲れ果てません?まして、キャラクターを完成させたものの、背景を描いたら、あれ、なんか全体のトーンが違うぞ・・・?という時にはキャラクターをまた微調整せざるを得ない。方向性がそもそも間違ってた。。何て事になり2度手前で時間だけがかかっちゃいますよね。まあ、絵だけに限らず、日常生活でもさ、歩く時って目の前だけをみてないでしょ、下だけを見ててもぶつかるし、上だけをみてても駄目、目の前の人だけを見てるんじゃなくて、常に全体を見ながら歩くでしょ。ゲームだって攻撃力はあるけど防御力が0だったら使えもんにならないでしょ。話はちょっと脱線気味になりましたけど、バランスが重要って事を改めて教えてくれました。お客さんに、この部分が暗いから明るくしてください。って言われたから、そこだけを修正してちゃ駄目なんですよ。そうする事によって全体の絵がどうなるかを考えないとね。
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これ系のボーンデジタルさんから発売されてる本は良い和訳の仕方で、カラー&ライトもそうですが、非常に勉強になります。カラー&ライトの方はリアリティのある絵を描く為に常日頃から意識して、それはどう見えるかを考えて生活しましょう。と言う事を教わった本でしたが、これはそれの応用編と言ったところかな。じゃあ実際にそれらを踏まえてどうあなたの頭の中のイメージ絵をPhotoshopで描きましょうか?というのを手助けしてくれる本です。ちょっと値段は張りますが、どっちの本もおすすめですよ〜!
ちなみに僕の画力?はひどいもんですけど、きっとこの本を読んだからかなり成長してるはず!

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