滑らかで普通の映画と違った!ハイ・フレーム・レート3Dで「竜に奪われた王国」観てきました。

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僕はホビットにロードオブザリングも鑑賞ずみで、最近のメジャー映画もみてきましたが、暗めでガビッとした色調補正が加わり、いかにも映画です!という色合いから、現実とかけ離れた感じがしてました。パシフィックリムみたいなのがそれにあたるかと思いますが、今回のホビットはオークが出てくる場面も昼が多く、ドアップも耐えれるクオリティでちょっと色補正でごまかそうなんて感じがなく、すごく自然な色調の映像になってます。物語そっちのけで美しい映像やオークの表情ばかり目で追ってましたよ。3DCG好きは大好物の映画間違い無しです!

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ハイ・フレーム・レートは生っぽい!

映像が奇麗なのはもちろんですが、それ以上に臨場感があったのは、やはり最新の1フレーム24fpsの残像がある映像から48fpsと滑らかな映像になったので、映像は生っぽく、目の前でミュージカルを観てるような感じがしました。。特にフルCGで作られてるはずのオーク達の動き1つ取っても、「あれ?このキャラって中に人が入ってるんだっけ?どっちなんだっけ?」と僕の脳にはCGなのかどうなのか理解不能になるぐらいリアルな動きにリアルな表情!フレーム数が多くなったのでアクションシーンが多い今作にはかなり力強いものとなり、あれ?一体何が起こってるんだ?という事もなく、2時間40分最後まで充分楽しめます。

24fpsだったアクションシーンは、残像が多くてそれがノイズっぽくなり画質が汚く見えてたのかな?とにかく全然違うのは観て直ぐ分かります!

もうちょっと頑張ってもらいたかった。

ただね、奇麗なシーンもあればここちょっと?というシーンもありました。ガンダルフが悪の固まりと杖で対決するシーンはいらない。そもそもガンダルフのシーンは全部いりません!流れが途切れます。あとは金の液体がブハーットなるシーンはCG臭すぎましたね。。シュミレーション難しいんだろうけど、それまで100点満点良かったCG映像が、えええええ!!!となりました。それでもそれを上回る映像美とアクションシーンにお腹一杯で大満足な映画だったんですけどね!

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たださ、48フレームになるってことは、今まで24フレームで良しとされてた残像なんかも鮮明に見えるので、より細かく映像を作らなくちゃいけなくなるって事はそれだけ手間ひまかかるんですよね。。しかもピータージャクソンはアバターで60fpsでやろう!とかはりきってるみたいですよ。次世代の映像が見れるのは嬉しい事ですが、美しいだけの物は直ぐに皆飽きちゃいますからそこは気をつけてもらいたい所ですね。

今作を観てハイ・フレーム・レートの良さは十分感じたので新作が出たらまた行きたいと思います!やっぱり映画はDVDじゃなくて映画館が一番ですね。と改めて思いましたよ。

前作を観てない方はこちらをどうぞ。最近のDVDって安くてリリースが早いですよね。昔なんて1年ぐらいまって忘れた頃にレンタル開始されてたな〜。

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