ねぶた写真を加工して700万円の賠償が認められたそうですよ。

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ねぶたに著作権。あるんですね。ヤフートップにちょっと気になる記事がありましたよ。

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訴訟された男性はこのねぶたの写真を有料サイトで購入して、「TOSHIBA」の文字辺りを自身の衣料販売店のHPアドレスに書き換え11年8月発売の広告掲載をしたそうです。気になるのがこの写真、フリー写真で取って来たわけでもなく、インターネット上の画像を勝手に使ったわけでもなく、ちゃんと写真を有料サイトで買って、おまけに広告制作のための加工も可能と書かれてたのに、判決は「原告側が精神的苦痛を受けたと認められる」だそうで550万円の損害賠償。判決理由はねぶたが「思想または感情を創作的に表現した美術」であって著作物にあたるからだそうですよ。と言ってもねぶた自体を加工された訳じゃないのにと思うんですが、そこも含まれてるんですね。
裁判を機に「ねぶたの写真が勝手に使われることがないようになってほしい」とコメントしてますが、という事は見ず知らないカメラマンが撮影した写真をストック会社に売って、ストック会社は販売は出来るけど、そのねぶた自体の著作権については、その写真を使った人に問われるという事なのかな。ちょっと複雑。
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試しにアマナイメージズで「ねぶた」を検索すると、被写体管理者へ事前に確認されることをお勧めします。と書いてる事から、勝手に使っては問題になるかも。という事を諭してます。
写真を買ったのに何で駄目なの?と普通何も知らない人は思いそうな今回の裁判。著作権の難しさを感じますが、そもそも「ねぶた」に著作権がありそうな写真をこのように販売出来るシステムがちょっと問題な気がしますがね。有料で買った販売サイトって親切にそいういう事、教えてくれないのかな??
ちなみにネットに転がってるフリーの写真でも、画像を小さくしたり写真を編集するのを禁じてる場合もあるので、要注意だそうですよ。
おまけ:ねぶたが出来るまで
中学生の修学旅行でねぶた見たけど、こんな記事書いてたらねぶた祭り行きたくなって来た。NEXで最近何も撮影してないから。良い被写体になるんだろうな。

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